チョウやトンボの仲間にも、たいへん地味な色合いの種類がいる。グループ全体が、もともと地味である場合が多く、それは擬態であったり、あるいは保護色という目的があるようだ。どうしてもカラフルな昆虫に目がいってしまうが、我々サラリーマンの世界と同様に、大多数は、こうした目立たぬ昆虫の方が多い。
ホソバセセリ
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.5 1/250秒 ISO 200(撮影地:山梨県北杜市 2011.7.16)
ヒメジャノメ
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/250秒 ISO 200(撮影地:埼玉県さいたま市 2011.8.6)
オツネントンボ
Canon 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F3.5 1/125秒 ISO 320(撮影地:福島県会津若松市 2011.8.7)
クロコノマチョウは、昨年11月に都内の里山で初めて見かけたが、それは秋型で、今回は夏型を見かけた。クロコノマチョウの夏型は、薄暗い樹林の中で生活し、秋型に比べて小さく色も黒い。
クロコノマチョウ(夏型)
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.5 1/125秒 ISO 3200(撮影地:千葉県館山市 2011.8.20)
こんにちは。
私も植物観察を始めてから、地味な植物にも目が行くようになりました。みんなそれぞれ個性を持ってしっかり生きていますね。
多摩NTの住人様、こんばんは。
「みんなそれぞれ個性を持ってしっかり生きていますね。」
その通りですね。植物でも昆虫でも、どんなに地味な存在でも、
それには理由があって、ちゃんと生きていますね。