田んぼでこのようなカエルを見ると「トノサマガエル」と思っていたが、そのほとんどは「ダルマガエル」であることが多い。特に、東京や千葉、埼玉では、「トウキョウダルマガエル」である。トノサマガエルは、関東平野から仙台平野にかけての地域には生息していないらしい。両種はよく似ているが、判別の方法もある。ここでは省くが、写真のカエルは、トノサマガエルと同定した。殿様らしい風格がある。しかし、最近では全国的に個体数が減少しつつあるようだ。水田の圃場整備によって、水路がコンクリート化されると、指先に吸盤がないために、一度溝に落ちたカエルは壁をよじ登ることができず、そのまま餓死したり、下流へ流されてしまうケースが増えているという。〝カエルの合唱〟の主役が、アマガエルに代わってしまった所もあるようだ。
トノサマガエル
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 2000(撮影地:山梨県北杜市 2011.7.16)
トノサマガエル
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 1600(撮影地:山梨県北杜市 2011.7.16)
こんにちは。
蛙に詳しくないので、顔つきを見て偉そうにしていればトノサマガエルと適当に判断しています。トウキョウダルマガエルというのは初めて知りました。
我が家の近くの道路で、時々ウシガエルらしき大物が、轢死していることがあります。カエルの交通事故も可哀相ですね。
多摩NTの住人様、こんばんは。
我が家は、国立駅の近くですが、春先になるとあちこちでヒキガエルが轢かれています。
こんな住宅地でも、それぞれの家の庭で暮らしています。
この時期でも、雨の後には道路を歩いているヒキガエルを見かけ、
先日は、かみさんが「今日、カエルを助けた!」と自慢げに話しておりました。