日本ではなく中国や朝鮮半島に生息するホソオチョウ(Sericinus montela)。その夏型がそろそろ発生している頃だと思い、5月に引き続き所沢市の発生地に行ってみた。すると、午前7時から6頭のホソオチョウの夏型のオスが飛んでいた。春型よりも大きく、尾が長いのが特徴である。ウスバアゲハのように、数回羽ばたいては、風を捉えて滑空するという飛び方である。草むらでは、夏型のメスがじっとしていた。
春型、そして夏型も発生するということは、ホソオチョウは完全に定着していると言える。代わりに、同じウマノスズクサを食草とするジャコウアゲハが随分と減ってきているように思う。飛翔能力が弱いから、人為的な移動がなければ他地域へ生息を拡大することはないと言われているが、果たして、このままで良いのだろうか。
ホソオチョウ(春型のオス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F7.1 1/320秒 ISO 200 (撮影地:埼玉県所沢市 2011.5.21)
ホソオチョウ(春型のオス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F7.1 1/320秒 ISO 200 (撮影地:埼玉県所沢市 2011.5.21)
ホソオチョウ(春型のオス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F7.1 1/400秒 ISO 200 (撮影地:埼玉県所沢市 2011.5.21)
ホソオチョウ(夏型のオス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F14 1/640秒 ISO 1600 (撮影地:埼玉県所沢市 2011.7.17)
ホソオチョウ(夏型のオス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/2500秒 ISO 1600 (撮影地:埼玉県所沢市 2011.7.17)
ホソオチョウ(夏型のオス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/5000秒 ISO 1600 (撮影地:埼玉県所沢市 2011.7.17)
ホソオチョウ(夏型のメス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/5000秒 ISO 1600 (撮影地:埼玉県所沢市 2011.7.17)
ホソオチョウ(夏型のメス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/5000秒 ISO 1600 (撮影地:埼玉県所沢市 2011.7.17)
ホソオチョウ(夏型のメス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/5000秒 ISO 1600 (撮影地:埼玉県所沢市 2011.7.17)
ホソオチョウ(飛翔)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/4000秒 ISO 1600 (撮影地:埼玉県所沢市 2011.7.17)
ホソオチョウ(飛翔)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/3200秒 ISO 1600 (撮影地:埼玉県所沢市 2011.7.17)
ホソオチョウ(飛翔)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/4000秒 ISO 1600 (撮影地:埼玉県所沢市 2011.7.17)
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