モートンイトトンボ(Mortonagrion selenion)は、体長25~28mm。イトトンボの中でも小さいクラスであるが、たいへん美しいトンボである。メスは、未成熟の時は全身がオレンジ色で、成熟すると緑色に変わる。
撮影した場所は、1994年までは生息が確認されていたが、その後姿を消してしまい、2008年に再度確認されてからは、毎年見られるようになった。しかしながら、いくつもある池や湿地のなかで、小さな湿地一ヶ所にのみ発生している。水辺からは、あまり離れることはないようである。東京23区では絶滅したと言われ、多摩地域においても絶滅危惧ⅠA類(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い)にランクされている、貴重なイトトンボの一種である。
モートンイトトンボ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/60秒 ISO 400 -1/3EV ストロボ発光 (撮影地:東京都あきる野市 2011.7.2)
モートンイトトンボ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/60秒 ISO 400 ストロボ発光 (撮影地:東京都あきる野市 2011.7.2)
モートンイトトンボ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/60秒 ISO 400 ストロボ発光 (撮影地:東京都あきる野市 2011.7.2)
モートンイトトンボ(メス成熟)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/60秒 400 ストロボ発光 (撮影地:東京都あきる野市 2011.7.2)
モートンイトトンボ(メス成熟)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 1600 (撮影地:東京都あきる野市 2011.7.2)
モートンイトトンボ(メス未成熟)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 800 (撮影地:東京都あきる野市 2011.7.2)
モートンイトトンボ(メス未成熟)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/125秒 ISO 500 (撮影地:東京都あきる野市 2011.7.2)
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