ミドリシジミ(Neozephyrus japonicus)は、平地で見られるゼフィルス(樹上性シジミチョウ)の中で、オスの翅表が緑色に輝くたいへん美しいチョウである。6月の梅雨時に発生し、多くの人々を魅了する。
ミドリシジミの幼虫は、湿地に生えるハンノキを食草とするため、このチョウを見ようと思ったら、ハンノキを目指せばよい。先日は、是が非でもミドリシジミを撮影したくて、ほぼ1日中湿地の中にいた。羽化したばかりのミドリシジミがハンノキの根元に3頭おり、そのうち2頭がオスであった。しかし、なかなか翅を開かない。4時間待って薄日が差してきた頃、ようやく1頭のオスが翅を開いた。エメラルド・グリーンに輝いている。光線の加減で微妙に色が変わる。慎重に近づいて撮影したが、角度が悪く翅表全体が輝く様子を写すことができなかった。角度を変えようと動いた瞬間に飛んでいってしまった。
週末の天候次第だが、まだ何回かはチャンスがある。今度こそは、その美しい姿を余すところなく写したい。
ミドリシジミ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/60秒 ISO 400 ストロボ使用 (撮影地:埼玉県入間市 2011.6.19)
ミドリシジミ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/60秒 ISO 400 ストロボ使用 (撮影地:埼玉県入間市 2011.6.19)
ミドリシジミ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/60秒 ISO 400 ストロボ使用 (撮影地:埼玉県入間市 2011.6.19)
ミドリシジミ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/40秒 ISO 3200 (撮影地:埼玉県入間市 2011.6.15)
ミドリシジミ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 800 (撮影地:埼玉県入間市 2011.6.19)
ミドリシジミ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 1000 (撮影地:埼玉県入間市 2011.6.19)
ミドリシジミ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F5.6 1/250秒 ISO 640 (撮影地:埼玉県入間市 2011.6.19)
ミドリシジミ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 1250 (撮影地:埼玉県入間市 2011.6.19)
こんばんは~。
おー、ミドリちゃん、登場ですね!
角度は少し惜しいですが、翅表のラメの輝きはバッチリですね。
角度の関係か、ブルーに見えますね。
実家が埼玉県なので、埼玉の県蝶ミドリシジミはやっぱり撮影したいです。
なんとかミドリシジミの翅表の輝きは撮りたいですね。最近は、夢にまで出てきてしまいます。