ホソミオツネントンボ(Indolestes peregrinus)は、成虫のまま越冬するトンボ3種のうちの1種で4月中旬頃になると水田等の水辺に現れる。オツネントンボは、越冬後に成熟しても体色は茶色のままで、ホソミオツネントンボは成熟すると奇麗な青色になるが、この個体は青くはなかった。青色のホソミオツネントンボも見つけたが、すぐに見失ってしまい、その後見ることはできなかった。
先週末の千葉県への遠征で撮影した最後のトンボは、コフキトンボ(Deiefia phaon)。シオカラトンボにとてもよく似ているが、シオカラトンボより少し小型で、成熟するとオス、メスともに胸部や腹部に白粉をまとう。それほど珍しいトンボでない。この池のコフキトンボは、なかなか撮影できる場所に止まってくれず、撮影に時間をかけたにも関わらず、よい写真が撮れなかった。
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ホソミオツネントンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.6 1/800秒 ISO 3200 (撮影地:千葉県いすみ市 2011.6.11)
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コフキトンボ
Canon EOS 7D / EF100-300mm f/4.5-5.6 USM
絞り優先AE F5.6 1/2500秒 ISO 3200 (撮影地:千葉県 2011.6.12)
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コフキトンボ
Canon EOS 7D / EF100-300mm f/4.5-5.6 USM
絞り優先AE F5.6 1/3200秒 ISO 3200 (撮影地:千葉県 2011.6.12)
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