ヒメボタルのメスの体長はおよそ6mmしかないが、産んだ卵はメスのお体に比べてかなり大きい。また、ゲンジボタルは300個以上、九州のゲンジボタルでは1,000個の卵を産むが、数は少なく、40個ほど。地面の上にまとめて産む。
ヒメボタルの卵も他のホタルの卵同様に発光する。成虫のように明滅するのではなく、ずっと光り続けている。肉眼では、目を凝らさないと分からないくらい弱い光だが、レンズを通してみると1つ1つの卵全体が、光っている。なぜ卵が光るのかは分からない。蟻などに食べられないための威嚇行為なのだろうか?
産卵するヒメボタルのメス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F16 1/60秒 ISO 400 (撮影日:2011.6.6)
ヒメボタルの卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/60秒 ISO 400 (撮影日:2011.6.7)
発光するヒメボタルの卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
バルブ撮影 F2.8 210秒 ISO 6400 (撮影日:2011.6.7)
こんばんは~。
ここ数日の記事を拝見し、ホタルの生態に驚いています。
幼虫が光ることにもビックリしましたが、
卵も光るんですね。
成虫は己の意志で光らせていると思っておりましたが、
卵からとなると、また別の意味を持つのでしょうね。
光る苔やキノコがありますが、それらの擬態なのかなーなどと思ってしまいました。
卵は、ずっと光りっぱなしですから面白いです。ホタルの発光は化学反応ですから、あの小さな卵の中で化学反応は起きているのは、なんとも不思議です。
こんばんは。ブログは見せて頂いていたのですが
なかなかコメントできないでいました。
先日だったか幼虫が光っているのをテレビで見ましたが
ホタルの卵も光るのを知りませんでした。
これから蛍のシーズンなのでお写真を見せて頂けるのを
楽しみしています。
granma様、こんばんは。時節柄、虫の写真が中心になってしまい、中々お花に目が行きません。ホタルの写真は、明後日掲載予定ですので、ご覧いただければ幸甚です。