キバネツノトンボ(Ascaraphus ramburi )は、アミメカゲロウ目ツノトンボ科の昆虫でトンボではなく、ウスバカゲロウの仲間。日本には、ツノトンボ、オオツノトンボ、キバネツノトンボの3種類が生息しており、翅が色づいているのは、本種だけである。昨年は、山梨県で偶然にオオツノトンボと出会ったが、今回は、キバネツノトンボを撮るために出かけてきた。
キバネツノトンボは、体長約23mm、山地から平野の草原に生息し、4月~6月に出現する。昼間活動し、草原を活発に飛翔しながら小さな昆虫を捕まえて食べる。昨今、開発や植生遷移による草原の減少により生息地が限定され、個体数も少なくなってきており絶滅危惧Ⅰ類に指定している県も多い。東京都では、ゲンゴロウやギフチョウなどと同じく「絶滅」に分類されているが、訪れた草原は、キバネツノトンボが多く生息しており、草原を歩けば、次から次へと飛び立つほどであった。
キバネツノトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 400 +2/3EV (撮影地:長野県佐久市 2011.6.4)
キバネツノトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 400 +2/3EV (撮影地:長野県佐久市 2011.6.4)
キバネツノトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 400 +2/3EV (撮影地:長野県佐久市 2011.6.4)
キバネツノトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 320 +2/3EV (撮影地:長野県佐久市 2011.6.4)
ばっちり撮れたんですね!
ツノトンボが、そんなにたくさんいる風景
ぜひ行ってみたいものです。
秩父から徹夜で行った甲斐がありました。
最初、どこにいるのか分からず広い草原をうろうろしたのですが、見つかりませんでした。
それは、ただ朝が早かっただけで、6時半頃になると、どこをあるいてもキバネツノトンボが飛び出すほどでした。
この場所は、池がないのが残念ですが、他にもたくさんの昆虫に出会えそうな、とても良い場所です。