毎年、ホタルの成虫観察と撮影は、ゲンジボタルからスタートさせるが、今年は、ヒメボタルからである。数千匹の乱舞を期待して行ったが、発生数はごくわずか。地元の方は、今年は1週間くらい遅いと話していたが、昨年に比較して、それほど積算温度が低いわけでもない。よく調べてみると、地面でメスは多く見つかる。またヒメボタルは2年ごとに多く発生する傾向があるから、もしかするとこれ以上は、増えないかもしれない。(実際は、1週間後の11日前後がピークであったようである。)
ヒメボタルのオスもほとんど飛ぶことなく、茂みで静かに発光している。風はほとんどなく、寒くもないのに何故か?ヒメボタルは、わかならい事だらけである。
今回、新たに発見したことがある。それは、メスの前胸背板の赤斑の模様が、同一地域でも様々であるということだ。パターン化されたものか、個体差で色々なのかは、サンプルが少なくて何とも言えないが、興味ある事実である。(オスの赤斑は、みな同じ模様である。)
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ヒメボタルの生態と生息環境
様々なホタルの写真
発光するヒメボタル
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
バルブ撮影 F11 16秒 ISO 400
発光するヒメボタル
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
バルブ撮影 F8.0 6秒 ISO 400
交尾するヒメボタル
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/60秒 ISO 400 +2/3EV
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