ヤマサナエ(メス)

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 ヤマサナエ(Asiagomphus melaenops)は、アジアサナエ属のサナエトンボで、主として丘陵地や低山地の流れに生息している。 写真のヤマサナエのメスは、羽化後、ようやく体が固まってきた頃なのだろう。飛び方はまだ弱々しく、すぐに草木につかまって休んでいた。 ヤマサナエは、高くまで飛び上がり、はるか上方の梢に止まったりしている。 メスはオスとくらべて胴体がやや太めで、オスはメスより腹端が幅広いのが特徴である。東京都レッドリスト(2010年版)においては、絶滅危惧ⅠB類にランクされており、近い将来、野生での絶滅の危険性が高い種類である。

IMG_1538.jpg

ヤマサナエ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 320(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.14)

IMG_1539.jpg

ヤマサナエ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 500(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.14)

コメント(5)

黄色と黒の組み合わせってカッコイイですね。
見てみたいです。

こんばんは。はじめまして。不躾な書き込みで大変失礼であることを前もってお詫びいたします。お写真のアジアサナエ♀は、キイロサナエ♀最大の特徴である顕著な産卵管が確認できませんので、ヤマサナエと思われます。特に一枚目のような角度で撮影されますと、キイロサナエの産卵管は非常に目立ちますのでわかります。

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