オオイトトンボ(Cercion sieboldii)は、主として丘陵地から山地にかけての浮葉植物の多い池沼や湿地で見られる。同じクロイトトンボ属のクロイトトンボやセスジイトトンボ、ムスジイトトンボ等に比べ、より自然度の高い水域を好むようである。オオイトトンボは、青い西洋なし型の眼後紋、肩縫線の黒条が完全に黒いのが特徴であるが、その場で良く似たセスジイトトンボ等と区別するのは難しい。オオイトトンボは、この池では5月から9月頃までいつも見られるが、東京都レッドリスト(2010年版)において、絶滅危惧ⅠB類にランクされている。ヨツボシトンボ同様に、近い将来、野生での絶滅の危険性が高い種類である。
オオイトトンボの産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 320(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.14)
オオイトトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/400秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.14)
オオイトトンボの産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 640(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.14)
オオイトトンボの産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.14)
コメントする