ヨツボシトンボは、東京都レッドリスト(2010年版)において、絶滅危惧ⅠB類にランクされている。つまり、近い将来、野生での絶滅の危険性が高い種類なのである。あきる野市では、5月8日に観察した時は2頭しか確認できなかったが、1週間でその数は5倍になっていた。しかしながら、広い里山の谷戸の1つ、しかもその最上部にある20畳ほどの湿地でのみ飛び交っている。湿地や池、水田は他にもあるが、他には一切移動はしない。ヨツボシトンボは、主として挺水植物の多い池沼や湿原等を好むから、その湿地のみが、生息に適した環境なのであろう。ただ、生息域がとても小さいということは、その場所がなくなれば、いなくなる危険性が高いということである。決して安心はできない状況だ。
ヨツボシトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.14)
ヨツボシトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 320(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.14)
ヨツボシトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 320(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.14)
ヨツボシトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.14)
こんばんは~。
ヨツボシ、増えていましたか!
私が撮影した場所も、とても狭い空間で飛び回っていました。
毎年その狭い場所で繁殖していることは嬉しいですが、
おっしゃるとおり、その場が荒れてしまえば次の年は見れなくなるかもしれないということですね。
安心できませんね。
飛翔写真、お見事です。
ほんの5秒でもいいからホバリングしてくれ・・・トンボに向かって叫びたくなりますが、これが彼らの生態。その様子を偽りなく収めることが大切だと思っています。
今年は、なるべく多くの種類のトンボやチョウを撮りたいと思っております。特にヤンマ類には力を入れたいのですが、どこまで追っかけられるか・・・