5月上旬の里山では、青紫や赤紫などの紫色の花々が目立つ。個人的に紫色に魅かれているからという訳でもなさそうだ。紫外線が強くなると紫色の花がたくさん咲くとも聞く。実は、人間は太陽からの紫外線をメラニンという色素で肌を黒くして体を守っているが、植物たちはメラニンを作り出すことができない。そのため植物は、アントシアニンという紫色の色素で葉や根を紫外線から守っているらしい。そのアントシアニンと金属やその他の化学成分が細胞の中で複雑に結合しあって、紫という花の色として発現していると言われている。
キランソウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F3.2 1/5000秒 ISO 400(撮影地:東京都あきる野市 2011.4.24)
タツナミソウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F3.5 1/160秒 ISO 400(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.5)
ムラサキケマン
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/320秒 ISO 250(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.8)
ヤマルリソウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/60秒 ISO 3200 -2/3EV(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.5)
ラショウモンカズラ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/250秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.8)
こんにちは。
紫色の花は綺麗ですね。
私も好きな色です。
早春には黄色い花が目立っていましたが、5月は紫外線の影響なんですね。
大変勉強になりました。
多摩NTの住人様、こんばんは。調べてみますと、5月、6月が一年に内で一番紫外線量が多い月のようです。急に紫色の花が目立つのには、理由があったのですね。