アオバセセリを撮影したウツギにカラスアゲハ(Papilio bianor)の春型のオスが吸蜜にやってきた。カラスアゲハは、食草(コクサギ、キハダ、サンショウ、カラスザンショウ等)から山間部に生息するアゲハチョウ科のチョウで、オスには前翅に黒いビロード状の毛(性標)があり、 ミヤマカラスアゲハ同様に、翅表が見る角度によって緑色~青色に輝いて見えて美しい。カラスアゲハとミヤマカラスアゲハは、同じカラスアゲハ亜属であるが、ミトコンドリアDNAのND5遺伝子部分配列による解析によると系統は違うことが分かっている。
カラスアゲハ(春型のオス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 1250(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.8)
カラスアゲハ(春型のオス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 1000(撮影地:東京都あきる野市 2011.5.8)
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