長野県下伊那郡阿智村の園原は、万葉集や源氏物語にも登場する歴史ある山里である。駒つなぎの桜がある道は、都から東国へ向かう街道として東山道(あずまやまみち)が通り、交通の要路でもあった。かつて、ここを歩いた人々も同じ眺めを見ていただろうか。
4月も終わりと言うのに午前3時の気温は3℃。見上げれば満天の星空に天の川。昨年12月に撮影した 高ボッチの星空では、星の軌跡を写したが、今回は露光時間を短くして見た目と同じようになるようにした。しばらくすると、東の空が明るくなり始めた。山里の夜明けである。
駒つなぎの桜には、20人以上のカメラマンがいたが、星空にカメラを向けているのは私一人であった。
駒つなぎの桜と天の川
Canon EOS 5D Mark2 / EF 17-35/2.8L USM
バルブ撮影 F2.8 71秒 ISO 1600(撮影地:長野県下伊那郡阿智村 2011.4.29 3:50)
満天の星
Canon EOS 5D Mark2 / EF 17-35/2.8L USM
バルブ撮影 F2.8 45秒 ISO 1600(撮影地:長野県下伊那郡阿智村 2011.4.29 3:49)
山里の夜明け
Canon EOS 5D Mark2 / EF 17-35/2.8L USM
バルブ撮影 F2.8 19秒 ISO 800(撮影地:長野県下伊那郡阿智村 2011.4.29 4:05)
こんばんは~。
天の川の写真、いいですね。
45秒でここまで写るんですね。
以前は私もこういう天の川写真が撮りたくて、
赤道儀買って、三脚はあれにして・・・・などなど考えておりましたが、
予算不足で今だに手を出していないジャンルです(笑)
固定でここまで撮れるなら、やってみたいなぁ。
夏になれば天の川がきれいなシーズン。
妄想が膨らみます(笑)
うっすさん、こんにちは。私の写真は、シンプルでいい加減です。星空にカメラを向けてバルブにして、こんなもんかなくらいの露光時間。もっとISO感度を上げて露光時間を短くした方が良かったかもしれません。天の川は、フィルムでは難しいかもしれませんね。