お陰様で、2冊目の著書となる「ホタル学~里山が育むいのち~」が、5月13日に丸善出版(株)より発刊となる。
平安時代の「ホタル見」、江戸時代の「ホタル狩り」、そして現代の「ホタル鑑賞」。こうした夏の風物詩も今、自然のなかから、一歩下がって窓越しから眺める対象になりつつある。現代人がホタルに求めるものは何か?自然との共存で"こころの癒し"として「ホタル鑑賞」がブームになっているが、果たして、背後にある自然環境の大切さに思いを馳せているだろうか・・・
このままでは、ホタルの舞う日本の原風景は、人々から忘れ去られ、里山に乱舞するホタルの姿も消えてしまうかもしれない。私たちが真に癒され、また、ホタルがいつまでもホタルであるためには、ホタルの本来の姿、生き方を知り、ホタルの舞う風景に感動し、背後にある自然環境に対して理解を深めることが、何よりも大切なのである。
本書「ホタル学」では、南西諸島を除く日本国内で見ることができるホタル9種類の解説をはじめ、ホタルを取り巻く現状の問題点などにも言及した。掲載している多くのカラー写真は、どんな詳細な解説よりも多くのことを伝えてくれるに違いない。
ホタル学~里山が育むいのち~ 古河義仁 著
A5判 144ページ
ISBN978-4-621-08389-5
定価1,995円(税込)
丸善出版(株)
目次
第1章 日本産ホタル9種類の概要
第2章 ホタルの風景
第3章 ゲンジボタルの一生
第4章 カワニナについて
第5章 ホタルは里山の結晶である
付録1 ホタルの風景写真の撮り方
付録2 世界のホタルの分類と種類
「ホタル学~里山が育むいのち~」に関するお問い合わせ、購入は、お近くの書店、もしくは丸善出版へ
ホームページ「東京にそだつホタル」が、450,000 人の方々にご訪問いただきました。心より御礼申し上げます。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2冊目のご発刊おめでとうございます。
素晴らしいことですね。
ますますのご活躍をお祈り致します。
書店で探してみます。
多摩NTの住人様、ありがとうございます。「ホタル学」は、カラーのホタルの風景写真と生態写真をたくさん掲載しました。紙質や印刷方式の関係で、画質に多少難がありますが、私の理念を伝えるのに十分な内容になっていると思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
新しい本の出版おめでとうございます。
今日、紀伊国屋に行ったので探してみましたが
ありませんでした。
慌てものですね、発刊は28日なのに今気付きました。
「ホタル学」の本を通してホタルが育つ自然環境を
今まで以上に大切にして行く人が増えると良いですね。
granma様、ありがとうございます。ホタルは里山あっての存在であることを、多くの方々に知っていただければ有難いです。