久遠寺報恩閣のしだれ桜を後にして西谷へ向かう。いたるところに枝垂れ桜があり、先週の無念を晴らしてくれる見事で美しい風景があった。5時半だというのに50人ほどのカメラマンが思い思いの場所に三脚を立てている。ここでは、周囲の状況から枝垂れ桜そのものの姿や美しさを写すよりも、山の緑を背景とした色の対比の美しさを表現するに限るようで、麓坊山門の枝垂れ桜は、大勢のカメラマンを集める。日の出前では山も桜も青いが、日が出ると背後の山の上部から徐々に日が当たり始める。ここで驚いたのは、カメラマンの8割ほどがフィルムカメラで撮っていたことだ。更にそのうちの9割は、Pentax645等の中版カメラである。 Velvia50等のブローニー・ポジフィルムで撮れば、素晴らしい作品になるに違いない。報恩閣の夜桜は、デジタルならではの写真だが、色の美しい風景は、ポジフィルムの方が勝るし、立体感もある。カバンの中で眠っているOLYMPUS OM-2 とCANON EOS-3 で撮りたくなってきた。中版カメラも、いつかは・・・
久遠寺の枝垂れ桜(西谷/岸之坊)
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 30秒 ISO 100(撮影地:山梨県南巨摩郡身延町 2011.4.2)
久遠寺の枝垂れ桜(西谷/岸之坊)
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/40秒 ISO 50 -2/3EV(撮影地:山梨県南巨摩郡身延町 2011.4.2)
久遠寺の枝垂れ桜(西谷/麓坊山門)
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/20秒 ISO 50(撮影地:山梨県南巨摩郡身延町 2011.4.2)
久遠寺の枝垂れ桜(西谷/麓坊山門)
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 0.3秒 ISO 50 +2/3EV(撮影地:山梨県南巨摩郡身延町 2011.4.2)
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