ムカシトンボが生息している渓流には、流水性のヤンマであるミルンヤンマも生息している。流れの石をどけると、ミルンヤンマのヤゴを見つけることができる。流れの速い部分よりも、淵などの淀みの石の下や泥の中に隠れているようである。ヤゴは、ギンヤンマなどのヤンマ特有の形態をしているが、成虫になるまで3~4年を要するという。ムカシトンボもミルンヤンマも、環境が長期間安定していなければ、トンボになることはできないのである。
ミルンヤンマのヤゴ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/25秒 ISO 3200(撮影地:東京都あきる野市 2011.2.26)
ミルンヤンマのヤゴ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/40秒 ISO 3200(撮影地:東京都あきる野市 2011.2.26)
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