霧ヶ峰の富士見台から夜明け前の八ヶ岳と朝焼けの北アルプス、南アルプスを撮った。
夜明け前の暗闇に、月明かりに照らされた八ヶ岳の全貌が怪しく浮かび上がり、夜が明ければ、北アルプスと南アルプスの険しい山脈がピンク色に染まった。
初めて訪れた場所で、ロケハンもなく、また目的とは違う偶然に出会った被写体を撮るのは、その場の雰囲気に流されやすく、冷静さを欠いてしまう。結果は、とりあえず撮ってみたという記念撮影になってしまった。最近はそんな写真が多く、経験と技術、感性の低さを露呈しており、スランプに陥っている。
夜明け前の八ヶ岳
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F9.0 30秒 ISO 1000(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰高原 2011.2.19 4:55)
朝焼けの北アルプス
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F18 1/10秒 ISO 100 -2/3EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰高原 2011.2.19 6:34)
朝焼けの南アルプス
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F18 1/8秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰高原 2011.2.19 6:35)
こんにちは。
朝焼けの北アルプスの写真は本当に素晴らしいですね。
スランプとのことですが、私から見れば力作の連続だと思いますよ。私の写真が恥ずかしくなります。
毎回楽しませていただいております。
多摩NTの住人様、こんばんは。このような写真を見ていただきましてありがとうございます。一人の方にでも、感動が伝われば大変うれしいです。霧ケ峰からの眺めも、違う日に行けばこのようには撮れないかもしれません。朝焼けの北アルプスは、昨年12月に高ボッチ高原からも撮っていますが、ここからの眺めの方が北アルプスを広くとらえていますので、より、「山脈」という感じが出ているように思います。一期一会の光景に出会えたことに感謝するべきなのでしょうね。
しかし、上手く言い表せないのですが、自分自身では満足感が得られないのが現状です。風景は素晴らしいのですが、写真にした時に、説明抜きで自分も含めて万人が素晴らしいと思う作品でなければならないと思うのです。プロの写真家ではありませんが、撮る以上は極めたいと思っております。勉強と経験が足りないのだと思います。