昨年、夏休みを取れなかったため、1月6日から本日まで5連休をいただいた。初日は仕事疲れでダウン。7日と9日はカメラを持って出かけてきた。あとの2日は、4月に出版予定の新刊本の原稿締め切りが今月末なので、1日中、机に向かっていた。
さて、7日は写真撮影とは言うよりも、一人、立ち寄り温泉につかることをメインにお気に入りのコース(塩山-柳沢峠-丹波村-奥多摩)を走った。例によって自宅を午前3時に出発。この時間は、とにかく高速道路は空いているし深夜割引も魅力だ。急ぐ旅ではないので、エンジン回転数も2,000回転を超えないエコドライブで走行。それでも柳沢峠に5時に到着。早すぎた。峠の駐車場に止めてひたすら夜明けを待つ。気温、氷点下17度。この日は、特に被写体は決めていない。その場で感動したものを撮れれば良し。メインは温泉だ。
車内から凍てつく外を眺めていると、少し明るくなってきた。すると、南西方向のカラマツがシルエットになっている。空気の澄んだ寒い「冬の夜明け」という感じに、凍えながらシャッターを切っていた。三分割法の交点に輝く星を配置してみたが、何という星だろうか?明けの明星・金星か、あるいはシリウスか。
冬の夜明け
Canon EOS 5D Mark2 / EF17-35mm f/2.8L USM
絞り優先AE F9.0 30秒 ISO 100 -1EV(撮影地:山梨県甲州市/柳沢峠 2011.1.7 6:12)
早起きは三文の得とはよく言ったもので、
早朝(深夜?)からお出かけすると、こんな美しい風景に出会えるんですね。
私は車を手放してしまったので、こういう行動ができません。
羨ましいです。
昔はよく当時付き合っていた彼女と深夜ドライブに行き、
天の川を見に行ったものです。
うっすさん、こんばんは。私は、本業の仕事では出勤時間が早いので毎日4時に起きるのですが、いつも眠くて嫌になります。でも、写真を撮りに早起きする時(時に徹夜)は、楽しくて眠気はどこえやら・・・ときどき「俺は馬鹿か?」と思うこともありますが、日頃のストレス解消と良い風景や被写体に出会えた時の充実感かたまらなくて、次はどこへ行こうかと計画を立ててしまいます。贅沢三昧かも知れませんが、撮った写真を少しでも、たった何人かの方でも、「美しい風景」だと思っていただければ、この上ない喜びです。