一ノ倉沢は、その険しさから剱岳・穂高岳とともに日本三大岩場の一つに数えられ、ロッククライミングのメッカとなっているが、一の倉沢岩壁に挑む登山者は、まずはマチガ沢で技術を磨き、一ノ倉沢へチャレンジするという。マチガ沢写真右側の一番高い所が、谷川岳の二峰の1つトマの耳(標高1,963m)である。ちなみに、谷川岳は遭難者の数が多く、世界のワースト記録であるという。谷川岳は「魔の山」とも呼ばれ、遭難防止のために群馬県谷川岳遭難防止条例が制定されている。
谷川連峰の懐を流れる利根川水系の湯檜曽川は、その流れの轟音でしか存在が分からないほど、林道からは谷が深い。(JR上越線湯檜曽駅からは、国道291号線のすぐ脇を流れる。)その谷の周囲は、まるで油絵のような紅葉が朝日に照らされていた。
谷川岳/マチガ沢
Canon EOS 5D Mark2 / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE
絞り優先AE F11 1/8秒 ISO 100
(撮影地:群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽マチガ沢 2010.11.06)
湯檜曽の紅葉
Canon EOS 5D Mark2 / EF17-35mm f/2.8L USM
絞り優先AE F11 1/5秒 ISO 100 +1EV
(撮影地:群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽 2010.11.06)
湯檜曽の紅葉
Canon EOS 5D Mark2 / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE
絞り優先AE F6.3 1/50秒 ISO 100 -2/3EV
(撮影地:群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽 2010.11.06)
湯檜曽の紅葉
Canon EOS 5D Mark2 / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE
絞り優先AE F6.3 1/50秒 ISO 100 -2/3EV
(撮影地:群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽 2010.11.06)
10月末にいらした時はあいにくのお天気だったのに
今回は素晴らしいお天気に恵まれ、
息を飲むような絶景や紅葉を撮ることがお出来になり
良かったですね。
7、8年前にバスツアーで一の倉沢を眺めに行ったことを
思い出しました。
まだ写真に興味のない頃でしたが素晴らしい景色に感動しました。
夜明け前から日が出てきて目の前の光景の変化は
きっと言葉に表す事が出来ない程でしたでしょうね。
素敵な風景を見せて下さってありがとうございました。
granma様こんばんは。朝5時半に到着した時には、既に一の倉沢の駐車場は満車に近い状態で、カメラマンが30人ほどいました。もっと早く行けば良かったと後悔しています。そうすれば、谷川岳越しに満天の星を撮影できたかもしれません。一瞬一瞬、光と影、雲が刻々と変わり、同じ風景は1つとしてありませんでした。一期一会の光景にただただ感動です。