クロコノマチョウ(Melanitis phedima oitensis)は、林の中で見られるジャノメチョウの仲間。
あきる野市の里山で谷戸の1つを散策していると、林道から雑木林の中へアゲハチョウくらいの大きさがある茶色いチョウが飛んでいった。随分と大きなジャノメチョウだと思ったが、林道を行ったり来たりしていると、2mほどの高さの枝に止まっているのを発見。写真を撮ってから、自宅で調べてみるとクロコノマチョウであった。翅裏が枯葉模様で、翅の縁が尖っているので秋型であると思われる。クロコノマチョウは、本来、南方系のチョウだが、近年の温暖化とともに北方に拡大していると言われている。この場所に自生しているのかは不明。成虫はたいへん地味な色だが、蛹は、緑色で美しい。
クロコノマチョウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F9.0 1/320秒 ISO 1000(撮影地:東京都あきる野市 2010.11.03)
クロコノマチョウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F9.0 1/250秒 ISO 500(撮影地:東京都あきる野市 2010.11.03)
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