キトンボ (Sympetrum croceolum)は、翅の半分と縁がオレンジ色の美しいトンボで、晩秋まで見ることができる。丘陵地や低山地の池沼に生息するアカトンボの仲間だが、全国的に減少傾向にあり、撮影に訪れた場所は、埼玉県内唯一のキトンボの安定した生息地。埼玉県のレッドデータブックでは、準絶滅危惧種に指定されている。
ここは、トンボの楽園とも言える自然環境で、30種以上のトンボの生息が確認されているが、10月も終わりに近づくと、さすがに見られる種類は少ない。飛んでいるトンボは、ほとんどがキトンボで、点在するどの池にも飛んでいた。アキアカネより一回り小さいが、オレンジ色がとてもよく目立つ。
キトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 200(撮影地:埼玉県 2010.10.23)
キトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 250(撮影地:埼玉県 2010.10.23)
キトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 200(撮影地:埼玉県 2010.10.23)
キトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 640(撮影地:埼玉県 2010.10.23)
キトンボの生息環境
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/200秒 ISO 200(撮影地:埼玉県 2010.10.23)
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