昨日は、午前中に埼玉県所沢市の草原を散策し、午後からさいたま市立栄小学校にホタルの講演に行って来た。創立40周年に向けて、校庭のビオトープをヘイケボタルが自生する環境に整備し、子供達に、ホタルが棲む環境の美しさと大切さを学んでもらおうとするホタルプロジェクトの1コマである。
校長先生をはじめ、PTAの方々もたいへん熱心で、1時間の予定を30分も超過して話してしまった。今後は、現在ある小川整備の方法やヘイケボタルを自生させるための計画を考えて進めていく予定である。学校におけるホタルビオトープの試みは、各地で行われているが、担当の先生が転勤になると廃れてしまったり、あるいは単なる箱庭的水路だったりと、ホタルにとっては好ましくない場合が多い中、もともと自然環境が溢れる場所なので、ホタルが乱舞するようになるまでに、それほど長い時間はかからないだろう。
(今日は、1日休日出勤のため、フィールド観察には出かけることができなかった。いつ貰えるか分からないが、代休日には、思う存分里山を歩きたい。)
参照:ホタルの講師派遣
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