ヤマトシジミとツバメシジミに混じってやや大きいシジミチョウが飛んでいた。ウラナミシジミ(Lampides boeticus)である。ウラナミシジミは、秋になってから見かけるチョウだが、春から秋にかけて南の地域から北上してくると言われている。暖かい地域では、定着し、ほぼ一年中見ることができるが、東京では、産卵をしても霜が降りる頃には寒さで死んでしまう。そして、春になると暖かい地域で育った個体が世代交代を繰り返しながら、また北上してくるという。何故、寒さでしんでしまうのに北へ分布を広げようとするのだろうか。温暖化を知っていて、いつかは東京にも定着できると考えているのだろうか。ウラナミシジミの北上移動について研究すれば、面白い論文が書けそうである。
ウラナミシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 320 +1EV(撮影地:埼玉県入間市 2010.10.10)
ウラナミシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 250 +1EV(撮影地:埼玉県入間市 2010.10.10)
ウラナミシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 320 +1EV(撮影地:埼玉県入間市 2010.10.10)
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