多摩川の河川敷を散策していると、お花畑があった。不法な農地ではあるのだが、コスモスとキバナコスモスが一面に咲いていて、殺伐とした河原のオアシスになっている。写真を撮るのだが、無造作に咲くコスモスは、なかなか難しい。見た目では綺麗と思っても、それを写真で表現するには、自分の感性と技が足りない。
パステル調の景観の中、花から花へと忙しく飛び回る虫がいる。オオスカシバである。オオスカシバ(Cephonodes hylas )は、スズメガ科・ホウジャク亜科に分類されるガの一種で、翅が透けているので透翅という和名。様々な花を訪れ、ハチドリのようにホバリングしながら蜜を吸う。蛾の仲間にしては可哀想な気もするが、蛾である。
キバナコスモス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/800秒 ISO 200(撮影地:東京都日野市 2010.10.02)
オオスカシバ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/1600秒 ISO 200(撮影地:東京都日野市 2010.10.02)
お行儀悪く(?)咲くキバナコスモスをとても素敵に
撮っていらっしゃいますね。
後ろの花のボケ具合がちょうど良いですね、私はいつも
この調整に苦慮しています。
オオスカシバ、先日花に止まりそうになったのですが
動きが早くて結局写せませんでした。
とても鮮明に目にピントが合いながら羽の動きも分かり
又緑の背景にしたキバナコスモスとあいまって
素晴らしい情景ですね。
「ホタル百科」、古い版なのですが図書館で予約して
見せて頂くことにしました。手元に届くのを楽しみにしています。
「ホタル百科」をお読みいただけるとの事、ありがとうございます。
キバナコスモスの写真は、パステル調は上手く表現できたのですが、肝心の主役が目立たず失敗です。そろそろ虫も少なくなってきましたので、これからの時期は、花と自然風景を撮っていきたいと思います。もうすぐ紅葉の季節ですので、楽しみです。