撮影に出かける時は、ほとんどの場合、撮る昆虫や風景を決めて行く。事前に下調べ行い、昆虫ならば生息場所や生態を把握し、時には現地で実際の行動を観察して撮影に望んでいる。昨日は、ミルンヤンマの撮影に出かけたが、飛んではいるものの思うように撮ることができず、欲求不満のまま、手近な被写体を撮って帰宅した。翌日は曇りのち雨の予報であったら、がっかりの度合いも大きかったが、朝起きてみると天気が良い。犬の散歩の後、早速出かけることにした。
午前8時半に現場に到着。ミルンヤンマの生息地はいくつもあるが、ロケハンを重ねた結果、ここが確実に出会える場所だ。ミルンヤンマは、黄昏飛翔型で日中は暗い林の木にぶら下がって休んでいるが、この時期は、午前10時~11時頃も飛びながら小さな虫を捕らえる。飛び出してしまうと、なかなか撮影は難しい。1時間半ほど渓流を探索した結果、ようやくミルンヤンマと対面することができた。綺麗な渓流の源流部に生息し、11月頃まで見ることができる唯一のヤンマである。
ミルンヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/80秒 ISO 3200(撮影地:東京都あきる野市 2010.10.03)
ミルンヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F9.0 1/60秒 ISO 3200(撮影地:東京都あきる野市 2010.10.03)
ミルンヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/60秒 ISO 400 ストロボ使用(撮影地:東京都あきる野市市 2010.10.03)
ミルンヤンマの生息環境
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/200秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2010.10.03)
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