10月半ばの草原ではシジミチョウが沢山飛んでいるが、一番目立つのは、翅の黄色いモンキチョウである。モンキチョウは年に2回発生し、早春から晩秋まで見られる。この時期に飛んでいるモンキチョウは、夏頃に羽化したものだ。モンキチョウよりもひと回り小さいキチョウは、成虫で越冬するが、モンキチョウは、幼虫で越冬する。この時期に孵化した幼虫は食草が枯れる前育ち、そのまま越冬する。そして春に再び食草が芽吹くと蛹になり、3月頃には羽化する。
モンキチョウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/2500秒 ISO 200(撮影地:埼玉県所沢市 2010.10.17)
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