彼岸花(Lycoris radiata Lycoris)は、突然茎が伸びてきて鮮やかな色の花を咲かせ、数日で花が終わって茎だけになる。花のあとで葉が伸びてくるが、冬と春を越して夏近くなると全く消えてしまう。葉のあるときには花はなく、花のときには葉がない。 このことから韓国では「サンチョ(相思華)」と呼ぶ。根のところにはリコリンという毒があるが、この毒は水で何回もさらせばとれるので昔の人はこの根の部分からデンプンをとって飢饉の際の食料とした。田んぼのあぜ道や土手に多くみかけるが、これはノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを、彼岸花の毒性のある球根を植えることで防いだからという説がある。別名「曼珠沙華」。"天上の花"という意味。おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天からふってくるという仏教の経典による。
彼岸花の群生地として知られている埼玉県日高市の巾着田。例年ならば、朱色のジュータンを敷き詰めたように咲き誇るが、2010年は残暑が厳しかったため、お彼岸になっても、まだ咲いていない状況だ。写真は、10年ほど前にフィルムで撮影したもの。
彼岸花
OLYMPUS OM-2 TAMRON TELE-MACRO 28-70mm F22 AUTO / FUJICHROME Velvia
こんばんは~。
巾着田はカワセミも有名スポットですよね。
私も10年ほど前にカワセミ狙いで行ったことがあります。
彼岸花も咲いていた時期なので、楽しんだ記憶があります。
今じゃ、有名になりすぎちゃって凄い人ですよね。
この圧巻シーンをぜひ撮りたいとも思いますが、人の多いところは避けたい性分なので、なかなか脚が向きません。
リンク、ありがとうございました。
私からもリンクさせて頂きました。
これからもよろしくお願い致します。
確かに訪れる人の多さに驚きますね。そして、大勢の人々が同じ風景や花を撮影。かなり光りの使い方や構図、ボケを工夫しないと、皆同じ写真になってしまいます。でも、綺麗な場所には違いありません。記念撮影と自己満足の写真撮影に、また行きたくなります。