ヤマトシジミ(Pseudozizeeria maha)は、どこにいっても見られるほど普通のチョウで、しかも小さく、翅を閉じていれば裏面は地味な模様。そして地面の上をちらちらと飛んでいるので、じっくりと見ることもなかなかないチョウだろう。しかし、翅を広げれば実に綺麗な色彩で、モルフォチョウのようだ。これまで撮影していても、なかなか翅を開いてくれなかったが、少し秋の風が吹くようになり、花に止まると体を温めるように翅を開いてくれた。シジミチョウの仲間は、翅の表側が美しい種類が多く、特にゼフィルスと呼ばれるミドリシジミの仲間は、写真家のみならず採集マニアのターゲットにもされている。
ヤマトシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/640秒 ISO 200(撮影地:埼玉県入間市 2010.09.18)
ヤマトシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/640秒 ISO 200(撮影地:埼玉県入間市 2010.09.18)
ヤマトシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F5.6 1/320秒 ISO 250(撮影地:東京都八王子市 2010.09.20)
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