ミルンヤンマ(Planaeschna milnei)は、ヤンマ科のトンボの一種。主として低山地から山地にかけてのやや暗い渓流に生息しているが、谷戸の小さな流れにも生息していることがある。成虫の羽化は6月頃より始まり、8月には成熟個体が見られるようになる。9月を中心に生殖行動が行われ、11月頃まで見ることができる。
写真は、谷戸の雑木林を飛んでいるところを撮影したものだが、かなり高い所を飛んでおり、肉眼では種類を確認するまでには至らなかった。写真の様子や生息環境、時期などからミルンヤンマとしたが、このヤンマは、流れからかなり離れた場所でも飛翔するようである。先日行った高尾山でも野草園の林内を飛んでいた。
写真を撮影した入間市の谷戸では、この他ルリボシヤンマが池の上を飛んでいた。あきる野市の谷戸と同様に、低地に生息しているようである。
ミルンヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/1600秒 ISO 200(撮影地:埼玉県入間市 2010.09.19)
ミルンヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/1600秒 ISO 200(撮影地:埼玉県入間市 2010.09.19)
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