樹高50cmほどのエノキを覗いてみると、アカボシゴマダラの幼虫がいた。オオムラサキやゴマダラチョウの幼虫とは違って、頭部にある2本の突起が大きく鋭いトゲがあり、若齢幼虫では写真のように赤い。また、胸部背の突起は2節,4節,7節に見られ、特に4節が大きくなる。
アカボシゴマダラの幼虫は、低い枝で簡単に見つけることができるため、昨今では飼育する人々も多いようである。飼育して観察することは、とても良いことだが、「要注意外来生物」に指定されているので、羽化したチョウを放すことは、厳に慎むべきである。
アカボシゴマダラの幼虫
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F5.6 1/320秒 ISO 200 (撮影地:神奈川県横須賀市 2010.09.03)
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