ツマグロヒョウモン(Argyreus hyperbius)は、タテハチョウ科(ヒョウモンチョウ族)に分類されるチョウ。もともと本州では、1980年代までは近畿地方以西でしか見られなかったが、徐々に生息域が北上し、現在では、北関東でもほぼ定着し、平地で普通に見られる。
幼虫は各種スミレ類を食草とし、野生のスミレ類のみならず園芸種のパンジーやビオラなども食べる。成虫は4月頃から11月頃まで見られ、その間に4~5回発生する。他のヒョウモンチョウ類がほとんど年1回しか発生しないのに対し、多化性という点でも例外的な種類である。
ツマグロヒョウモン
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/2000秒 ISO 200(撮影地:東京都立川市 2010.08.22)
ツマグロヒョウモン
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/1250秒 ISO 200(撮影地:東京都立川市 2010.08.22)
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