ショウジョウトンボ(Crocothemis servilia mariannae)のショウジョウ(猩猩)とは、中国の古文献にみられる山中深くに暮らす珍獣のこと。中国では、動物の中で最も赤い血を持つのがこの猩猩とされ、また、顔は赤ら顔をしていると言われている。そこから非常に酒好きな動物とされ、酒を飲んだ猩猩は、顔だけでなく体全体が真っ赤になるという。そんな猩猩のような鮮やかな赤色をしているショウジョウトンボだが、赤いのはオスで、メスはオレンジ色で、成熟しても赤くはならない。
ショウジョウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 320(撮影地:東京都立川市 2010.08.22)
ショウジョウトンボ(メス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 200(撮影地:東京都立川市 2010.08.22)
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