チョウトンボ(Rhyothemis fuliginosa)は、チョウのようにひらひらと飛ぶのでこの名がついている。平地から丘陵地にかけての植生豊かな池沼などで見られるが、今年は7月頃に港区の天王洲アイルで数匹飛んでいるのを見かけた。ほとんど海水で、エイが泳いでいることもある運河の岸辺で、ひらひらと飛んでいるのは、不思議な光景であった。
写真は、昭和記念公園の日本庭園の池で撮ったものだが、ギンヤンマ同様になかなか止まってくれない。1時間が過ぎ日射病になりかけた頃、ようやく目の前の柵に止まってくれたので、200mmの焦点距離で撮影。チョウトンボだけではないが、暑い日は、トンボは写真のように腹部を上に上げた姿勢で止まるようである。太陽に垂直に向けば、体温の上昇も少しは防げるのかも知れない。
3枚目の写真は、チョウトンボ、ウチワヤンマ、シオカラトンボがそれぞれの枝にとまった所である。
チョウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/1250秒 ISO 200(撮影地:東京都立川市 2010.08.22)
チョウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/3200秒 ISO 200(撮影地:東京都立川市 2010.08.22)
チョウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F5.6 1/320秒 ISO 200(撮影地:東京都立川市 2010.08.22)
チョウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.2 1/2500秒 ISO 200(撮影地:東京都立川市 2010.08.22)
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