志賀高原の湿原や池では、高山性のトンボを見ることが出来る。これらトンボは、池塘の水深に応じて棲み分けをしている。
0~10cm...ハッチョウトンボ、カラカネトンボ
30~50cm以下...カオジロトンボ、ルリボシヤンマ
1.5m以下...オオルリボシヤンマ
カオジロトンボは渋池や四十八池にたくさん飛んでいて、撮影には苦労しなかった。オオルリボシヤンマは四十八池と蓮池で、ホバリングしているところを狙った。一箇所に静止する時間は極僅かなので、ピントを合わせている間に移動してしまうことが多く苦労した。一方、カラカネトンボはひょうたん池で撮影したが、池の隅々をパトロールしており、同じ場所を何回か通るたびにシャッターを切った。なかなか上手い具合に撮影できないので途中で諦めたが、数十枚撮った中で1枚だけ、かろうじてカラカネトンボと確認出来るものがあったので掲載した。いずれも、ストロボは使用していない。
カオジロトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 400(撮影地:長野県下高井郡山ノ内町 2010.07.31)
オオルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/500秒 ISO 200(撮影地:長野県下高井郡山ノ内町 2010.07.31)
オオルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.5 1/320秒 ISO 400(撮影地:長野県下高井郡山ノ内町 2010.07.31)
カラカネトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.5 1/400秒 ISO 200(撮影地:長野県下高井郡山ノ内町 2010.07.31)
志賀高原の美しい景色や高山植物、トンボ等懐かしく
見せて頂いています。
木道に止まっていたトンボを撮りアップしましたが
名前が分からずにいました。
一枚目の「カオジロトンボ」と同じで背中(胴体)が深めの
赤い色でした。