高層湿原が形成される過程において、堆積した泥炭層の隙間が水で涵養された部分ができる。これが池塘である。尾瀬ヶ原が有名であるが、志賀高原の四十八池湿原にも大小60の池塘が点在している。池塘には浮島もある。これは中州のように底から盛り上がって水面に出ているのではなく、池塘の上に浮いている。泥炭層の一部が強風などの影響で岸から離れて池の上に浮いているものだ。浮島には、ワタスゲ、ミヤマホタルイ、モウセンゴケが密生していた。
池塘
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/500秒 ISO 200(撮影地:長野県下高井郡山ノ内町 2010.07.31)
池塘と浮島
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/1000秒 ISO 200(撮影地:長野県下高井郡山ノ内町 2010.07.31)
池塘と浮島
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/800秒 ISO 100(撮影地:長野県下高井郡山ノ内町 2010.07.31)
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