ヒメボタル(Luciola parvula)は、ゲンジボタルやヘイケボタルと同じ仲間だが、幼虫は陸生で成虫の発光も異なっており、より幻想的である。2010年は、6月6日の秩父市を皮切りに、鴨川市、二戸市、南都留郡と巡り、7月24日にヒメボタルの成虫観察と撮影は終了した。
ゲンジボタルにおける2010年の発生は、1週間から10日ほど遅く、更には羽化数も少ない状況であったが、ヒメボタルに関しては例年通りの発生であった。本年は、ヒメボタルの生態における新たな疑問が多く浮上し、今後の研究課題を沢山いただいた。調べれば調べるほど、分からないことが多く、とても興味深い昆虫である。
ヒメボタル
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F3.2 1/80秒 ISO 3200(撮影地:岩手県二戸市 2010.07.17)
ヒメボタル
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F4.5 1秒 ISO 6400(撮影地:山梨県南都留郡 2010.07.24)
ヒメボタル
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
動画より1コマ(撮影地:山梨県南都留郡 2010.07.19)
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