昨日、掲載したクロマドボタルの前蛹が脱皮をして蛹になった。蛹になったのはメスである。幼虫の時には雌雄の区別が付きにくいが、メスの幼虫の方が大きい。刺激を与えると、1分ほど発光し続けた。
どの状態から前蛹なのかという定義も曖昧だが、蛹になるための準備として動かなくなる時とすれば、前蛹期間はおよそ1週間~10日前後だろう。ゲンジボタルの30日~40日に比べれば、かなり短い。ゲンジボタルの場合は、幼虫が水中生活であったから、前蛹期間が長いのは何となく納得がいく。そのために、長期間安定した環境下にいる必要があるのだろう。クロマドボタルの場合は、前蛹期間が短いから土まゆを造らないのだろうか・・・?今後、蛹の期間に注目したいと思う。
1枚目の写真は、蛹の横に脱皮した抜け殻がある。頭部には幼虫時代の殻がまだ残っている。(隣には、オスと思われる幼虫も写っている。)
クロマドボタルの蛹
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F16 13秒 ISO 400 ストロボ使用
発光するクロマドボタルの蛹
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
バルブ撮影 F16 43秒 ISO 400 ストロボ使用(後幕シンクロ)
発光するクロマドボタルの蛹
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
バルブ撮影 F5.6 46秒 ISO 400 ストロボ使用(後幕シンクロ)
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