発光するクロマドボタルの蛹

| コメント(0)

 昨日、掲載したクロマドボタルの前蛹が脱皮をして蛹になった。蛹になったのはメスである。幼虫の時には雌雄の区別が付きにくいが、メスの幼虫の方が大きい。刺激を与えると、1分ほど発光し続けた。
 どの状態から前蛹なのかという定義も曖昧だが、蛹になるための準備として動かなくなる時とすれば、前蛹期間はおよそ1週間~10日前後だろう。ゲンジボタルの30日~40日に比べれば、かなり短い。ゲンジボタルの場合は、幼虫が水中生活であったから、前蛹期間が長いのは何となく納得がいく。そのために、長期間安定した環境下にいる必要があるのだろう。クロマドボタルの場合は、前蛹期間が短いから土まゆを造らないのだろうか・・・?今後、蛹の期間に注目したいと思う。
 1枚目の写真は、蛹の横に脱皮した抜け殻がある。頭部には幼虫時代の殻がまだ残っている。(隣には、オスと思われる幼虫も写っている。)

IMG_0463.jpg

クロマドボタルの蛹
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F16 13秒 ISO 400 ストロボ使用

IMG_0464.jpg

発光するクロマドボタルの蛹
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
バルブ撮影 F16 43秒 ISO 400 ストロボ使用(後幕シンクロ)

IMG_0465.jpg

発光するクロマドボタルの蛹
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
バルブ撮影 F5.6 46秒 ISO 400 ストロボ使用(後幕シンクロ)

コメントする

アーカイブ

アイテム

  • IMG_3311.jpg
  • IMG_3310.jpg
  • IMG_3309.jpg
  • IMG_3308.jpg
  • IMG_3307.jpg
  • IMG_3306.jpg
  • IMG_3305.jpg
  • IMG_3304.jpg
  • IMG_3303.jpg
  • IMG_3302.jpg
Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。

自然を愛し、自然をたいせつにする写真家です。
自然を愛する写真家
自然を愛する写真家バッジ

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村

チャレンジ25キャンペーン
チャレンジ25宣言

写真表示

  1. 掲載写真は、クリックしますと全て拡大表示されます。
  2. ただし、HP容量の関係上、古い記事で写真が綺麗でないものは、写真が×マークになっており表示されません。
  3. 写真の著作権は古河義仁に帰属します。詳しくは「写真映像の貸出使用について」をご覧下さい。

写真の理念と昆虫リスト

  • 購読する(Atom) atom
  • 購読する(RSS 1.0) rss
  • 購読する(RSS 2.0) rss