シュレーゲルアオガエル(Rhacophorus schlegelii)は、アオガエル科の日本固有種で本州・四国・九州とその周囲の島に分布。里山の谷戸田など平地から丘陵地の水田や湿地とその周辺の林や草地に生息する。外見はモリアオガエルの無斑型に似ているが、やや小型で、虹彩が黄色いことで区別できる。またニホンアマガエルにも似ているが、やや大型で、鼻筋から目、耳にかけて褐色の線がないこと、褐色になってもまだら模様が出ないことなどで区別できる。4月から6月にかけての繁殖期には、モリアオガエル同様に泡で包まれた卵塊を産卵するが、水田や湿地の畦などの表面や土の中にに産卵する。
この里山の谷戸田には、シュレーゲルアオガエルが多く生息しており、畦には幾つもの卵塊が見られる。大抵、ガマの茎で休んでいて、とてもおとなしいカエルだ。ただ、カエルや卵塊を持ち帰り、販売する心ない人々がいることは残念だ。
シュレーゲルアオガエルのオスとメス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 250(撮影地:東京都あきる野市 2010.05.22)
シュレーゲルアオガエルのオス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 250(撮影地:東京都あきる野市 2010.05.22)
シュレーゲルアオガエルのメス
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 250(撮影地:東京都あきる野市 2010.05.22)
シュレーゲルアオガエルの卵塊
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.6 1/125秒 ISO 400(撮影地:東京都あきる野市 2010.05.22)
私のブログへお越しくださりコメントまで頂戴しました。ありがとうございます。
こちらのブログは本日カエルの事で検索していてたどり着き、美しいお写真を拝見して、私もこのように撮影したいと感じておりました。しかし「ホタルのひとりごと」がお引越しされていたとは気がつかず、私のブログにコメントを頂戴してから気がつきました。注意力がありませんね。
これからはこちらのお写真と記事を大いに参考にさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
Urabe様、ご訪問いただきありがとうございます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。