ハルジョオン(春女苑)はキク科の植物で、ハルシオン(春紫苑)と呼ぶこともあるようだ。ハルジョオンの命名は牧野富太郎で、春に咲く紫苑という意味らしい。この時期になれば、どこにでも咲いていて当たり前のような存在だが、近づいて観察すると、いろいろな昆虫がやって来る。 ウスバシロチョウやキタテハなどのチョウは蜜を吸いに、ヤブキリやハナムグリは、花粉を食べに集まってくる。
ハルジョオン(Erigeron philadelphicus)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/3200秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2010.05.08)
ハナムグリ(Eucetonia pilifera)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F10 1/250秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2010.05.08)
キタテハ(Polygonia c-aureum)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F11 1/200秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2010.05.08)
ハルジョオン、どこでも咲いている野の花ですけれど
柔らかい感じの可愛い花ですね。
一枚目、花の雰囲気が綺麗に表現されて素敵です。
私もハルジョオンを撮っていたらミツバチ(?)が
来たのでシャッターを切りましたが、目に焦点を
合わせたつもりでしたがブレてしまいました。
どれもきちんとピントがあっていて素晴らしい
お写真ですね。
昆虫などの動き回る被写体を撮るときは、一脚も使用しますが、それでもマクロになると自分自身の体の僅かなブレでもピントが合わなくなってしまいます。ですから、息を止めてAIサーボというオートフォーカスで撮影しています。三脚で落ち着いてピント合わせできれば、一番良いのでしょうが、そんなことしていたら、虫はすぐに逃げてしまいます。昆虫の目にピントを合わせるのは、結構たいへんですね。