アメリカスミレサイシン(Viola sororia)は北アメリカの東部、カナダのニューファンドランド州からアメリカのジョージア・アーカンソー州にかけて分布しているが、現在日本各地で増えている外来種である。花は一様でなく白いのもあれば、青みが強いもの、白い筋が入っているものなどがあるようである。写真は、奥多摩のかなり奥まで入った沢で撮ったが、鳥によって運ばれたのか、たくさんのアメリカスミレサイシンが咲いていた。
シロヤブケマン(Corydalis incisa f. pallescens)は、ムラサキケマンの白花で、花びらの先端に紫色が残っているのが特徴。アメリカスミレサイシンの近くで咲いていた。
今回、久しぶりに EOS 5D Mark2 にTAMRON 90mm MACRO を付けて花を撮った。最近は、マクロ専用機として EOS 7D を使うことがほとんどだが、撮ってみると2110万画素のフルサイズは、やはり素晴らしい。 EOS 7D も良いが、 5D Mark2 の方が落ち着きのある絵だと思う。また、花の撮影で初めて三脚を使用した。ローアングルにして、ライブビューで正確にピントを合わせ、レリーズでシャッターを切った。やはり、手持ち撮影とは出来が違う。
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/160秒 ISO 100(撮影地:東京都西多摩郡奥多摩町 2010.04.29)
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/125秒 ISO 100(撮影地:東京都西多摩郡奥多摩町 2010.04.29)
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/125秒 ISO 100(撮影地:東京都西多摩郡奥多摩町 2010.04.29)
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/125秒 ISO 100(撮影地:東京都西多摩郡奥多摩町 2010.04.29)
奥多摩の新緑の朝まだ早い頃の景色はとても素晴らしいですね。
うっとりとして見せて頂きました。
日本にもこんなに素敵なところがあると思うと嬉しくなってしまいます。
シロヤブケマン、見たことがありません。最後の4枚目の
写真、背景の色がとても綺麗ですね。
青い色は何でしょうか?緑色は草だと思うのですが・・・
そして三脚を立て、ライブビューやレリースを使って
撮っていらっしゃるその真剣な撮影を尊敬してしまいます。
奥多摩は、里の花とは違う山野草が見られる場所と、認識していましたが、こんなところまでアメリカスミレサイシンが進出しているのですね。
楽は、古河さんのように論理的でありませんので、論理的な方にあこがれを感じます。
ネイチャーフォト中心のようなので、また見させて頂きます。
樂様、ご訪問いただきありがとうございます。デジタルカメラで撮るようになってから、山野草に興味を持つようになりました。里でも、山でも、そこに咲くことには意味があって、背景の自然環境にも思いを馳せるようになりました。今後とも、よろしくお願いいたします。
granma様、こんにちは。日本にもこんなに素敵なところ・・・これが、私たちの住む東京であるという所が、また素敵ですね。花の写真は、いつもは手持ちか、一脚で撮るのですが、やはり三脚でしっかりと撮ると違いますね。時間はかかりますが、相手は動きませんから、いろいろと考えながら撮ることが出来ます。EOS 5D Mark2 は、そうして撮らないと、ほんの少しのプレでも目立ってしまうので苦労します。
ご訪問とコメントをありがとうございました。
奥多摩や高尾の花の写真を沢山撮っていらっしゃるんですね。
どの写真も素敵で、勉強になります。
シロヤブケマンは先日高尾で見たのが初めてですが
奥多摩にもあるんですね。
ご訪問ありがとうございます。シロヤブケマンは、沢の奥にある広場にたくさん咲いていました。麓でよく見るムラサキケマンは、ありませんでした。きっと理由があるんでしょうね。