東京都八王子市にある高尾山は、昭和42年に明治百年を記念して「明治の森・高尾国定公園」となり、大阪の箕面国定公園とを結ぶ、東海自然歩道の東京側起点となっている。 (今月10日に訪れたギフチョウの山も東海自然歩道であった。)自然が豊かで、多くの動物・植物・昆虫・野鳥が観察できるが、2007年にミシュランの三ツ星に指定されて以降、観光客やハイキングで賑わうようになり、以前に比べて環境が悪化したように思う。圏央道のトンネル工事も心配だが、今年も美しい新緑の季節を迎えた。生態系の豊かさは雑木林があってこそだが、雑木林は落葉広葉樹が主体となっているから、紅葉はもちろん、新緑の美しさ、瑞々しさは格別である。今回はPLフィルターを使用せずに新緑の柔らかい萌葱色をそのまま撮ってみた。あちらこちらに咲いている山桜や散った後の赤い葉の色があって、パステルカラーにコントラストを添えている。自然が描き出す絵画的芸術だ。
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F5.6 1/1250秒 ISO 200(撮影地:東京都八王子市高尾町 2010.04.25)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/1250秒 ISO 200(撮影地:東京都八王子市高尾町 2010.04.25)
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
絞り優先AE F5.6 1/400秒 ISO 200(撮影地:東京都八王子市高尾町 2010.04.25)
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 200(撮影地:東京都八王子市高尾町 2010.04.25)
コメントする