ヤブキリ (Tettigonia orientalis) は、直翅目キリギリス科に属し、藪に棲むキリギリスという意味。バッタの中では4月の比較的早い時期に孵化する。生まれた幼虫は、タンポポなどの花の上によく見られ、主に花粉や花弁を食べている。あちらこちらのタンポポに黄緑色をした小さなヤブキリの幼虫が見られた。カメラで近づいても逃げることなく、盛んに花弁を食べていた。
ベニシジミ (Lycaena phlaeas) は、鱗翅目シジミチョウ科で、ルリシジミとともに普通に見られるシジミチョウである。羽化したばかりだったのだろう。草の陰でじっとしていた。この日は、チョウのスプリング・エフェメラルであるツマキチョウの写真を撮りたかったのだが、すでに気温も高くなった午前11時。数多く飛んではいるものの、なかなか止まることがなく、結局、写真に撮ることはできなかった。
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F3.5 1/640秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2010.04.18)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/2000秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2010.04.18)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/3200秒 ISO 200(撮影地:東京都あきる野市 2010.04.18)
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