今日はおよそ2ヶ月ぶりに1日中家にいた。里山に出かけるよりもやらなければならないことがあった。ホタル関係で新聞社依頼の原稿を仕上げるためと、フィルムをスキャンするためだ。これで1日が終わってしまった。
これまで、フィルムスキャナは Nikon COOL SCAN V を使用していたが、故障してしまい修理もできずに困惑していた。Nikon のフィルムスキャナは2台目だが、最初のものも故障した経緯がある。仕方なく、Canonのスキャナ CanoScan 8800F を購入した。フィルム専用のスキャナではなく、形式もフラットベッド型である。しかしながら、高輝度白色LED搭載の高精細CCDモデルで、Nikon に比べて1/3程度の価格にもかかわらず、フィルムは、35mmフィルム(スリーブ及びマウント)から、様々なサイズのブローニーフィルム(スリーブのみ)まで対応していて、ディテールまでもリアルで鮮明な4800×9600dpiの光学解像度だ。9600dpi でスキャンするとデータサイズは、何と320MB にもなる。実際にスキャンしてみると、たいへん満足のいくクオリティでスキャンできる。リバーサルフィルムをプリントするのも、ショップでダイレクトプリントするよりも、素晴らしい。フィルムのデジタルデータ化を望む銀塩派にも満足のいく一台である。ただし、かなり大きく設置する場所に困るのが難点で、また購入した途端に販売が終了してしまったことが驚きである。
CanoScan 8800F
OLYMPUS OM-2 / ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5
FUJICHROME Provia400F Professional
CanoScan 8800F でスキャン
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