里山の土手や小川では、フキノトウやオオイヌノフグリ、そしてツクシなどが日の光を浴びていた。気温が低いのだろうか、残念ながらアズマイチゲは花を大きく広げることはなかったが、前回訪れた時には淡いピンク色だったのが、今回は真っ白にドレスアップしていた。田んぼの脇の流れでは、メダカも泳いでいる。里山に、春がやってきたのだ。
フキノトウやオオイヌノフグリなどが、どのような所に生えているのかを伝えたいと思い、被写体とともに背景も写すために、Canon EOS 7D に SIGMA 15mm FISHEYE レンズを付けて撮影した。撮ってみて気が付いてのだが、 EOS 7D はAPS-C サイズだから、35mm用レンズを付けると、焦点距離が1.6倍になる。また、画角も狭くなる。15mmのフィッシュアイは、35mm換算で24mm相当のレンズになるのである。つまり、フィッシュアイ独特のレンズ周辺の湾曲がなく、その上、24mm広角レンズよりも最大撮影倍率が高く、更には短い撮影距離と被写界深度の深さが得られるのである。今後、こうした周りの状況も写し込んだ昆虫や花等のマクロ撮影で活躍しそうである。
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
絞り優先AE F10.0 1/50秒 ISO 200 (撮影地:東京都青梅市)
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
絞り優先AE F10.0 1/50秒 ISO 200(撮影地:東京都青梅市)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F8.0 1/400秒 ISO 200(撮影地:東京都青梅市)
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
絞り優先AE F10.0 1/40秒 ISO 200(撮影地:東京都青梅市)
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
絞り優先AE F9.0 1/25秒 ISO 200(撮影地:東京都青梅市)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F9.0 1/160秒 ISO 800(撮影地:東京都青梅市)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F2.8 1/800秒 ISO 200(撮影地:東京都青梅市)
里山も春の野草が見られるようになりましたね。
何より嬉しいのはてんとう虫のいるツクシの写真、
春を感じさせ、昔を思い出させていただきました。
田舎でツクシ積みをして両手一杯持ち帰り、煮物にして
少しほろ苦い味を楽しみました。
アズマイチゲが沢山咲いていたのに大きく開いている
花が見られなくて残念でしたね。
granma様、こんにちは。
ツクシの煮物は、私も子供の頃食べたことがあります。ヨモギの草餅も懐かしく思いますね。ツクシはあまり好きではありませんでしたが・・・
ツクシが沢山生えておりましたので、カメラを地面につけるようにしてファインダーを覗いていると、丁度テントウムシが登ってきました。てっぺんで飛び立つかなと思い、しばらく待っていたのですが、寒かったのか、手前で寝てしまいました。
これからの時期、家でじっとなんかしてられませんね。