先日、フィルムの整理をしている時に出てきた2枚のカット。この風景には、まだ時期的に早いが、見つけた記念として掲載した。
この写真は、今でも使っているOLYMPUS OM-2というフィルムカメラで撮ったものだが、フィルムは、コダクローム64プロ(PKR)という ISO64 のポジフィルムである。コダック社のリバーサルフィルムの中でも、このPKRは、深みのある独特の渋い色合いと目を見張る質感描写力に特徴がある。また、他のリバーサルフィルムと現像プロセスが違っていて、世界でコダクロームの現像ができるところはアメリカとスイスと日本の3箇所しかない。こんなフィルムであるが、2006年12月に製造が中止され、翌年6月には市場からも姿を消してしまった。デジタル時代になった今、次々にフィルムが消えていく。ホタルを撮影する時に愛用していたISO感度の高いタングステンタイプは、真っ先に製造中止になった。確かにデジタルは便利で解像度の高い美しい写真が撮れるが、フィルムを愛用してきた者にとっては、とても残念でならない。
そんな記念の2枚のカットは、2006年7月に岩手県二戸市で撮影した。ホタルの撮影に向かっている途中で見つけた小さな滝がとても印象的で、初めて訪れた北東北の空気とともに、脳裏に焼き付いている。
OLYMPUS OM-2 / ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 / KODACHROME64 Professional(PKR)
OLYMPUS OM-2 / ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 / KODACHROME64 Professional(PKR)
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