昨年の秋からデジタル一眼を使うようになった。デジタルはやはり便利だ。家に帰れば、直ぐさまPCで現像して見ることが出来る。
先日、1時間ほど里山に出かけてきたが、後で驚いたのが50枚も撮影していたことだ。フィルムでも、枚数のことは考えずに同じカットを何枚も撮っていたが、フィルムが無くなればそれで終わり。もちろん、デジタルでも記録容量があるから再現なく撮れるわけではないが、それでもほとんど枚数を気にせず撮影できるのがうれしい。
Canon EOS 5D Mark II EF17-35mm f/2.8L USM (焦点距離17.0mm)
ISO100 F16 1/8秒 露出補正 -1/3
OLYMPUS OM-2 / ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
F22 AUTO FUJICHROME Velvia
上の2枚は、デジタルカメラとフィルムカメラで撮った紅葉の里山の写真である。フィルムは、フィルムスキャナーでデジタルデータ化した。
カメラもレンズも違うから単純に比較することには抵抗を感じるが、デジタルの方が見た目に近いくっきりとした写真が撮れる。特にマクロでは細部までシャープだ。当初デジタルは単なる記録用と思っていたが、Canon EOS 5D Mark Ⅱ は、その意識を変えさせるカメラだ。
30年以上フィルムカメラで撮ってきたが、このデジタルの時代にあって、「フィルムの良さ」とは何なのだろうか? フィルムは好きだ。特にリバーサルは格別だ。これからもずっと撮り続けていきたいと思うが、「フィルムの良さは?」と聞かれると即座に答えが出ないこの頃である。
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