ゴマダラチョウは幼虫で越冬する。幼虫は晩秋までエノキの葉上で過ごし、その後、木を下って落ち葉の下に隠れ、枯葉の表面に糸を出して越冬床をつくり越冬する。オオムラサキの幼虫も同様に越冬する。オオムラサキの幼虫は、背中にならぶ突起が4対あるので、容易に見分けが付く。
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OLYMPUS OM-2 / ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5
F11 AUTO KODACHROME 64
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Canon EOS 5D Mark II / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
Canon マクロツインライトMT-24EX E-TTL / 絞り優先AE 1/30秒 F6.3
ゴマダラチョウと同じ仲間にアカボシゴマダラという蝶がいる。この蝶は日本国内では、奄美大島とその周辺の島々だけに固有の亜種 H. a. shirakii Shirozu, 1955 が分布するしているが、2006年には東京都でも棲息が確認された。人為的に中国から持ち込まれたものが神奈川県に放たれ、これが東京をはじめ、埼玉、山梨に棲息範囲を広げているという。外来種を人為的に移入することは、生態系を崩してしまう危険性があり、絶対に行ってはならないことである。
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